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時々R‐18w
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後に遺されたその霊珠を、今日までずっと、皮衣は、大切に大切に、守ってきたのだ。
そうして、生まれた仔は、間違いようも無く、二人の血を引いていた。
父から受け継いだ、邪な者を見抜き、真を見出す金睛。
母から受け継いだ、邪を打ち払う火眼。
黄金色の光と、紅蓮の炎。
己を見上げた仔狐の、小さな瞳の中には、確かにその二つの色が、浮かんでいた。
「母様…皮衣様…」
唐突に響いた、まだ幼さの残る少年の声に。
皮衣は、顔を上げる。
万治郎の母は、慌てて、涙を拭った。
「万治郎、お前の弟弟子よ」
腕の仔狐を示しながら、皮衣が、微笑う。
「え……」
驚いた様に目を見開く息子に、振り返った母親が、笑う。
「皮衣様の新しい弟子になる御子だよ。しっかり面倒見ておやり。…この仔は…」
「それは、伏せてあげて」
皮衣の言葉に、母親は軽く、目を見開く。
何故、と視線で問うてくるのに、皮衣はゆるく、頭を振る。
「この仔は…この仔も他の弟子と同様に育てます。特別なことは…何かを背負わせることは、したくないよ」
言いながら、腕の中で眠る仔狐を見守る眼差しは、ひどく優しい。
一人、取り残されて。
訳が分からぬと言う風に、怪訝そうに小首を傾げる万治郎に、皮衣は笑って、腕の中の白い塊を、万治郎に差し出した。
唐突に、支えを失った仔狐が、目覚め、驚いた様にじたばたと小さな四肢を泳がせる。
慌てて、万次郎が抱きうければ、皮衣がいつもの、悪戯を仕掛けたような笑みを、浮かべた。
「今日からお前が面倒を見ておやり」
「えぇ…!私の修行はどうなるのです。こんなちび…」
「万治郎!」
非難がましい声を上げる息子に、母親からの叱責が飛ぶ。
皮衣が、声を立てて笑った。
「他者に何かを教えるのも、成長につながるよ」
「こんなちびに何を……痛っ!噛みやがった…」
万次郎の指先には、赤が滲んでいて。
抱き方を心得ていないものに渡されて、不安定なのか、必死にその着物に爪を立てながら、それでも、仔狐は鼻に皺を寄せて唸っていた。
「ふふっ…お前の兄弟子、万治郎だよ。仲良くね」
皮衣に、その小さな頭を撫でられて。
仔狐は一瞬、ちらりと万治郎を見上げる。
はじめて、まともに仔狐の顔を見た万治郎がひょいと、その片眉を引き上げた。
「へぇ!お前随分綺麗な眼をしてるじゃないか」
まだ何も知らぬ、無邪気な言葉に、皮衣と母親は小さく、笑みを交す。
仔狐だけが、不思議そうにその黄金色の瞳を、瞬かせていた。
―――――――
もう矛盾は気にしない方向で行きます←
兄母を出した意味がわからないwww
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モヤモヤあにさん書くの楽しい><
チマチマここに載せてる守さん過去話ですがかなり続きます(笑)
ホント誰が楽しいんだろうあたしだけどっっ(ハァト)
因みにまだだいぶ先までフォモ要素出てきませんwww
てか皮衣さま書きにくいぃぃ……!!!!
なんか皮衣さまぽくない(´・ω・`)
今やっと守さんがやさぐれてきました^^
早くビッチになぁれ!(笑)
チマチマここに載せてる守さん過去話ですがかなり続きます(笑)
ホント誰が楽しいんだろうあたしだけどっっ(ハァト)
因みにまだだいぶ先までフォモ要素出てきませんwww
てか皮衣さま書きにくいぃぃ……!!!!
なんか皮衣さまぽくない(´・ω・`)
今やっと守さんがやさぐれてきました^^
早くビッチになぁれ!(笑)
眠いひたすらに……。
ほっといたら24時間寝たきりになってしまうので、今日は工場群を撮りに行ってきました^^
道に迷いに迷ってしまい日没までにたどり着けず、肝心の写真はあまり撮れませんでしたが、良い感じの建造物はいっぱいあって良かったです^^
またゆっくり時間を取って撮りに行こう^^
てゆか暫くまともに書いてなかったからなんだか変だよ!!!
いつもだけれど!!!(笑)
これはちょっと人様のお宅にに出せるモンじゃないので暫く練り練りします(´・ω・`)
ひぃん暫しお待ち下されッッ><
ほっといたら24時間寝たきりになってしまうので、今日は工場群を撮りに行ってきました^^
道に迷いに迷ってしまい日没までにたどり着けず、肝心の写真はあまり撮れませんでしたが、良い感じの建造物はいっぱいあって良かったです^^
またゆっくり時間を取って撮りに行こう^^
てゆか暫くまともに書いてなかったからなんだか変だよ!!!
いつもだけれど!!!(笑)
これはちょっと人様のお宅にに出せるモンじゃないので暫く練り練りします(´・ω・`)
ひぃん暫しお待ち下されッッ><
「皮衣様」
不意に、掛けられた声に、はっとする。
戸を開ければ、霊穴の間の外には、万次郎の母が、いた。
強張ったその顔に、微笑いかけて。
そっと、腕の中で眠る仔狐を、見せてやる。
それが僅かな刺激になったのか。
ぼんやりと開かれた仔狐の、その、黄金色の瞳が、不思議そうに、瞬く。
「おお……!」
言葉にならぬ、声を漏らして。
万次郎の母狐は、くず折れるように、膝を着いた。
その頬には、やはり、涙が伝う。
「師姉の仔よ。…師兄と師姉が私たちに託したあの仔が、生まれたの」
そっと、震える肩に手を掛けて。
語りかける皮衣の声も、震えていた。
五百年前、皮衣たちの一族が、大陸からこの日の本の国へ渡って来たばかりの頃。
一族の中から、裏切り者が出てしまった。
日の本の人と、妖と。
その両方と、争うことなく、共に生きていこうとした皮衣たちに、その者は異を唱え。
自分や皮衣、仔狐の両親が持つ強大な力を持ってして、この日の本の、人も妖も、従えようと、言い出した。
当時一族を纏めていた仔狐の父は、頑として是とは言わなかったから。
独り、一族を離れたその者は、仔狐の父を、葬ろうとした。
そうして、自分が一族の長になれば、望みは叶うと。
一族を守るために、仔狐の父は戦い、裏切り者は、死んだ。
けれど、仔狐の父も、命を落としてしまう。
一族の者は皆、悲嘆にくれた。
けれど、妻であり皮衣の姉弟子である、仔狐の母は、涙ひとつ、零さなかった。
代わりに、己の妖気を全て注いで、霊珠を育てた。
霊珠は、大地の霊気と月日の精気を固めた珠に、夫婦二人の妖気を混ぜ合わせ、生命の核とする。
できたばかりのそれは、ひどく壊れやすく、また、魂魄を宿し、肉体を形成するためには、多くの力と庇護を必要とするから。
常は、人の腹を借りたり、夫婦どちらかの腹の中で、育てる。
丁度、人の子が母の胎内で育つのと同じだった。
けれど、仔狐の母は、大陸の奥深く。
清浄な霊気の中で生まれ、育ってきたから。
慣れぬ日の本の霊気に、その身は拒絶を示していた。
故に、皮衣は何度も、霊珠を誰か他の者に託すよう言った。
庇護さえあれば、霊珠は天精地霊の溢れる場所、霊穴でも、育つ。
己が引き受けても良いとさえ。
けれど。
愛しい夫の血を引く仔を、己の裡で育てたいのだと、仔狐の母は青い顔で、笑った。
その、紅蓮の瞳が、あまりにも哀しくて。
皮衣は霊珠を取り上げることが、できなかった。
けれど、強大な妖力を持つ仔は、生まれるまでに、長い長い時を要する。
母の身は、耐えることができず、その妖力は、とうとう、尽き果ててしまった。
「師姉…!」
臨終の間際。
泣き縋る皮衣に、仔狐の母は、己の裡からそうっと、霊珠を取り出すと、内側から温かく脈打つそれを、皮衣に託した。
「私たちの洞府の奥の、霊穴にこの仔を…あそこは澄んだ日の本の大地の気が、一等強く流れ出ているから…」
青白い指先から、一抱え程の小さな珠が、皮衣の手に、渡される。
それを、腕に、抱きこみながら。
皮衣は大事な姉弟子の手を、きつく握る。
「私が、私が引き受けるよ師姉…」
震える声で告げれば、ゆるく、頭を振られてしまう。
「いくら貴方でも…私の火眼とあの人金睛、両方の血を引くこの仔を引き受けることは、無理よ…」
だから、尽きることなく溢れる、大地の霊気と月日の精気に託せと、姉弟子は笑う。
そうして、その霊穴を、やがて生まれるこの仔を、守り育ててくれと。
「頼むわね…師妹」
「師姉……姉様…!」
幼い頃の呼び名に、姉弟子は一度、微笑んで。
ゆっくりとその息を、引き取った。
――――
既にこの時点で矛盾が出てきていると言う悲劇www
ていうかもうツッコミどころ満載でいつか向こうのファンの人に殺されそうだwww
「皮衣様…っ!」
断りも無しに、部屋に入ってきた少年の、その切羽詰った声に。
皮衣はゆっくりと、振り返る。
困った様に眉根を寄せて、窘める様に、まだ幼さの残る少年の頭に、手を伸ばす。
「万治郎…落ち着いて行動をと…」
「霊珠に…霊珠にひびが…」
のんびりとした言葉を遮るように。
呟かれた言葉に、皮衣の大きな瞳が、見開かれる。
ひゅっと、喉が奇妙な音を立てる。
五百年、この時を待っていたのだ。
一瞬、きつくきつく、目を閉じて。
深く、息を吸い、心を整える。
「皮衣様…」
弟子である少年の声には応えずに。
踵を返すと、自らの洞府の奥、霊穴の間に、急ぐ。
「皮衣様…!」
「お前はそこに。母さまを呼んでおいで」
慌てて、後を追おうとする少年、万治郎を制し、皮衣は少年の母。
皮衣に万治郎を託したその人を呼ぶように、言いつける。
霊穴の間には、真新しい、生まれたばかりの気が、満ちていた。
ひんやりと薄暗いはずの其処には、いくつもの狐火が、青白く揺れていて。
万治郎のものでも、皮衣のものでもないそれに、軽く、目を見張る。
「嗚呼…師姉、貴方の子ね…」
霊穴の中央、据えられた大な岩の上で、小さな小さな仔狐がじっと皮衣を見上げていた。
生まれた、ばかりだと言うのに。
この仔はもう、狐火を手繰るのか。
その瞳は、黄金色の光を、宿していて。
他のどの妖狐も持ち得ないその色に、仔狐の父親の影を見て、皮衣は思わず、口元を覆う。
生まれたばかりで、気が高ぶっているのか、黄金色の瞳の真ん中、ゆうらり、紅蓮の炎が、滲む。
母親譲りのその紅に、目頭が、熱かった。
「お前…自分の名は、分かるかい?」
震える指で、そうっと、真白い塊を抱上げれば、仔狐はこくんと、頷く。
「ずっと…聞いていた…母さまの声も…貴方の、声も」
仔狐は、まだもつれる舌でそういうと、静かに、その黄金色の瞳を、瞼の下に隠しこむ。
少し、眠いらしいその幼い仕草に、皮衣はそっと、笑みを零す。
「大事になさい。その名は、お前の父さまと母さまが、お前に遺してくれたものなのだから」
ひどく優しい仕草で、一族の証である真白い毛並みを撫でてやりながら。
囁き、語りかければ、仔狐は小さく、頷いた。
聡い仔だと、笑みを深くするその頬を、涙がひとつ、流れていった。
―――――――――
桃から生まれた守狐www(嘘です
実はまだまだ続きますww
ごらんのとおりオリジ要素満載。ツッコミどころも満載なので、わらって許せる方だけお付き合い下さいwww