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時々R‐18w
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収まりがいいと言うか。
掌に受け止める感覚が、心地良いというか。
詰まる所、妙に落ち着く心地がして、つい、手を伸ばしてしまう。
(頭の形が、若だんなに似てるんだろうか…)
ふわふわと、掌に収まるのを撫でながら、つらつらと考えてみたりする。
髪の質が、似ているのだろうか。
「あの……」
戸惑いかちに声を掛けられて。
困ったように眉尻を下げて、自分を見あげてくる瞳に、はたと、我に返る。
「ああ、すみません。…つい、撫でたくなってしまうんですよ」
苦笑いで、撫でていた頭から手を退ければ、松之助は一瞬、驚いた様に目を見開いた後。
気恥ずかしそうに、視線を伏せる。
その様子に、傍から見ていた人足たちから、笑みが零れた。
「松はなんか犬っぽいから、撫でたくなるんだろうよ」
「な…っ!」
揶揄する様に笑われ、松之助の頬に、朱が走る。
何事か言い返すのを、笑いながら見つめつつ。
そう言えば、松之助の眼は、どこか仔犬を思わせるなと、ふと、思う。
「ああ、確かにそうかもしれない」
「さ、佐助さんまで。…もう、揶揄うのは止して下さい」
赤い顔のまま。
困りきったように、眉尻を下げるのに、すまないと苦笑しながら。
「―――-っ」
ふわふわと。
また、無意識に松之助の頭を撫でる佐助に、人足たちが、声を立てて笑った。
どうして泣き出しそうなほど、松之助の頬が朱かったのか。
どうして、無意識に手を伸ばしてしまうのか。
その訳に佐助が気付くのは、まだもう少し、先だった。
――――――
久しぶりに書いたら随分なザマだった^p^
掌に受け止める感覚が、心地良いというか。
詰まる所、妙に落ち着く心地がして、つい、手を伸ばしてしまう。
(頭の形が、若だんなに似てるんだろうか…)
ふわふわと、掌に収まるのを撫でながら、つらつらと考えてみたりする。
髪の質が、似ているのだろうか。
「あの……」
戸惑いかちに声を掛けられて。
困ったように眉尻を下げて、自分を見あげてくる瞳に、はたと、我に返る。
「ああ、すみません。…つい、撫でたくなってしまうんですよ」
苦笑いで、撫でていた頭から手を退ければ、松之助は一瞬、驚いた様に目を見開いた後。
気恥ずかしそうに、視線を伏せる。
その様子に、傍から見ていた人足たちから、笑みが零れた。
「松はなんか犬っぽいから、撫でたくなるんだろうよ」
「な…っ!」
揶揄する様に笑われ、松之助の頬に、朱が走る。
何事か言い返すのを、笑いながら見つめつつ。
そう言えば、松之助の眼は、どこか仔犬を思わせるなと、ふと、思う。
「ああ、確かにそうかもしれない」
「さ、佐助さんまで。…もう、揶揄うのは止して下さい」
赤い顔のまま。
困りきったように、眉尻を下げるのに、すまないと苦笑しながら。
「―――-っ」
ふわふわと。
また、無意識に松之助の頭を撫でる佐助に、人足たちが、声を立てて笑った。
どうして泣き出しそうなほど、松之助の頬が朱かったのか。
どうして、無意識に手を伸ばしてしまうのか。
その訳に佐助が気付くのは、まだもう少し、先だった。
――――――
久しぶりに書いたら随分なザマだった^p^
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