日記 反転式イキナリ最終回 忍者ブログ
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「――――っ」

 きつい快楽、声すら出せず、吐き出されたのは熱。
うっすらと汗ばむ、上気した肌。
きつく寄せられた眉根。
眦を、涙が伝う。
何度も忙しなく胸を上下させながら吐かれる、荒い息が、耳を擽る。
その全てがひどく扇情的で、思わず、息を呑む。

「気持ちよかった?」

ゆるく、唇に笑みを浮かべながら。
敷布の上に投げ出された手に、己の手指を絡ませる。

「………っ」

松之助が一瞬、身を強ばらせた。
きつく閉ざされていた瞼が、ゆっくりと開く。
 見上げてくるのは、困惑に揺れる瞳。
溜まっていた涙が羞恥に染まる目元を、流れた。

「ね?」

答えを促すように、軽く、手を引き寄せる。
 これ以上無いくらいに、羞恥に頬を染めて。
困った様に眉尻を下げる松之助の、濡れた眼に見上げられて。
ああなんて可愛い人なんだろうと、思う。

「兄さん」

 自分のその声に、松之助は弱いのを、よく、知っていたから。
 音に滲ませるのは、強請るような色。
 松之助の眉尻が、一層、下がる。
 泣き濡れた瞳に浮かぶ困惑の色は、一層濃くなって。
 躊躇う様に、視線を逸らそうとするのを、業と、阻む。
 大切にしたい。愛しい。誰よりそう想うのに。
 羞恥と困惑の滲む表情を見ると、ひどく、煽りたてられる己もいた。

「………」

 何より。
 もう耳まで赤くなりながら。
こくんと、本当に小さく、頷いてくれた義兄が、愛しくて愛しくて。
 一太郎はきつくきつく、松之助を抱きしめた。





どこのエロ広告www

兄さんは恥ずかしそうに半泣きで困っている様が一番可愛いと思うのです^^

泣きたいくらいなのに一太郎さんが大好きだから頑張っちゃうの。
お兄ちゃんだから。

って話しをすごく見たいんだけど書きたいのは上記シーンのみで、前後考えるのダルいしエロって面倒くさいんですよね(´・∀・)(お前…)


すきだけど^^(最も低い)


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