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時々R‐18w
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明日からは1学期末テスト。
俺は余裕。
あんなもんポイントさえ押さえてりゃなんとかなる。
だからこうして、三年の勉強会と言う殺気立った催しにも行かず、悠々と渋沢の部屋でくつろいでいた。
「いぃったい!!痛いッスよキャプテン…!!」
うん。
あれは痛いな。
パンッなんて軽い音じゃなくて、響きもしない重い音だったもんな。
なんせ武蔵森の守護神の手だ。
加減はしてるだろうが、けっこうな勢いだった。
渋沢に叩かれた後頭部を押さえながら、藤代が恨みがましい目で渋沢を睨みつける。
その頭をさらに、渋沢の大きな手が容赦なく叩いた。
「何回言ったら分かるんだ。助動詞の使い方は…」
「何回言われても分かんないッスよ!俺英語なんてサッカー用語以外必要無いッス!!」
叫んで、藤代が問題集を投げ出すから、俺は器用に避ける。
アホか。
お前がそんなんだから、渋沢に呼びつけられてここにいるんだろ。
「藤代。……今度平均以下取ってみろ。…………一週間俺が特別メニュー組んでやる」
目がマジだ。
容赦なんて欠片もねぇな。
藤代が無言で、放り出した問題集を拾い上げて、机の上に置く。
そのままカリカリとシャーペンを走らせ始めた。
「お前はやれば出来るって信じてるぞ」
にぃっこり。
それはそれはお優しい笑顔で我らが渋沢キャプテンは仰られた。
「だから、平均点プラス20点は取ろうな」
「無理ッスよ!!そんな…」
「取れなかったら…」
「―――――っ!!やれば良いんでしょ!?キャプテンの鬼!!」
………なぁ渋沢。
俺、お前のそういう容赦ねぇとこ実はすげぇ好きだよ。
これでこそ、俺らみたいな人間を山ほど纏められてるんだよなぁ。
「で。…だ」
うん?
「三上は何でいるんだ?」
そんなの決まってんじゃねぇか。
「キャプテン様の勇姿が見たいから」
――――――
渋キャは部員(レギュラー)に対してはけっこう手も足も出るタイプだと良いなと考えるテスト中の私
藤代はこの後渋キャが風呂行ってる間に寝ちゃって、それを起こさなかった三上も連帯責任で平均点プラス20点を言い渡される。
俺は余裕。
あんなもんポイントさえ押さえてりゃなんとかなる。
だからこうして、三年の勉強会と言う殺気立った催しにも行かず、悠々と渋沢の部屋でくつろいでいた。
「いぃったい!!痛いッスよキャプテン…!!」
うん。
あれは痛いな。
パンッなんて軽い音じゃなくて、響きもしない重い音だったもんな。
なんせ武蔵森の守護神の手だ。
加減はしてるだろうが、けっこうな勢いだった。
渋沢に叩かれた後頭部を押さえながら、藤代が恨みがましい目で渋沢を睨みつける。
その頭をさらに、渋沢の大きな手が容赦なく叩いた。
「何回言ったら分かるんだ。助動詞の使い方は…」
「何回言われても分かんないッスよ!俺英語なんてサッカー用語以外必要無いッス!!」
叫んで、藤代が問題集を投げ出すから、俺は器用に避ける。
アホか。
お前がそんなんだから、渋沢に呼びつけられてここにいるんだろ。
「藤代。……今度平均以下取ってみろ。…………一週間俺が特別メニュー組んでやる」
目がマジだ。
容赦なんて欠片もねぇな。
藤代が無言で、放り出した問題集を拾い上げて、机の上に置く。
そのままカリカリとシャーペンを走らせ始めた。
「お前はやれば出来るって信じてるぞ」
にぃっこり。
それはそれはお優しい笑顔で我らが渋沢キャプテンは仰られた。
「だから、平均点プラス20点は取ろうな」
「無理ッスよ!!そんな…」
「取れなかったら…」
「―――――っ!!やれば良いんでしょ!?キャプテンの鬼!!」
………なぁ渋沢。
俺、お前のそういう容赦ねぇとこ実はすげぇ好きだよ。
これでこそ、俺らみたいな人間を山ほど纏められてるんだよなぁ。
「で。…だ」
うん?
「三上は何でいるんだ?」
そんなの決まってんじゃねぇか。
「キャプテン様の勇姿が見たいから」
――――――
渋キャは部員(レギュラー)に対してはけっこう手も足も出るタイプだと良いなと考えるテスト中の私
藤代はこの後渋キャが風呂行ってる間に寝ちゃって、それを起こさなかった三上も連帯責任で平均点プラス20点を言い渡される。
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