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時々R‐18w
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部屋に満ちる妖気が、心地良い。
ただ、快楽を追いながら。
守狐は艶然と、微笑った。
「お前…」
その白い肌に、指を這わせながら。
そこに残された跡に、白沢は僅かに、片眉を引き上げた。
「ああ、そう言う趣味の御仁もいるんでねぇ…。白沢殿もそうなら、お応えしましょうか?」
白沢の視線が、己の手首に落ちていることに気付いた守狐が、揶揄する様に、笑う。
少年の名残を色濃く残す肢体は、細く骨身勝ちで、酷く危うい印象を、見る者に与えるから。
嗜虐心を煽るのか、そこには痛々しい程の縄目の跡が、付いていて。
白い肌には、際どい箇所にまで、火傷の跡が赤く残っていた。
こんな子供相手に、随分な趣味の爺もいるものだと、内心、呆れ果てる。
「…お前は好みじゃあない」
言われた言葉に、守狐が声を立てて笑う。
「随分酷いお言葉ですねぇ」
囁くように、耳元で笑う。
細く白い指先が、白沢自身に、絡みついて。
ゆっくりと、自ら裡へと、沈め込む。
「ん……っ」
少し、寄せられた眉根が、苦しげで。
薄い唇が、微かに戦慄く。
時折、堪えきれぬように漏らす声は、少年特有に、掠れていて。
その背徳感が、一層、相手の熱を煽るのだろう。
薄く開いた唇の、濡れた歯列の間から覗く赤い舌が、艶かしい。
不意に、視線が絡んだと思ったら。
黄金色の眼が、艶然と微笑う。
いっそ青白い程だった肌は、妖気を纏い、嬌羞に上気して。
その様は、なるほど確かに、齢千年の大妖も堕ちるだろうと、白沢は思う。
「何か…手伝ってやってもいいよ」
大方の事情は、皮衣から聞いている。
己には直接、関係の無いことだから。
別段、どうでもよかったが、それでも、皮衣が心配そうに眉根を寄せて、俯く様は見ていて快いものではない。
呟くように投げかければ、守狐は一瞬、意外そうに眼を見開いた。
「なら…」
すいと、顔を寄せて。
守狐の薄い唇が、白沢の首筋から頤を、なぞる。
ざらりとした狐の舌が、肌を粟立たせた。
「最も惨い殺し方を…教えて下さいな」
情欲に濡れた瞳が、微笑う。
その奥底に潜むのは、憎悪の炎。
嫌いではないと、白沢は内心、笑う。
「ああ、構わないよ」
頷き、折れそうな程、細い腰を引き寄せる。
どちらとも無い忍び笑いが、淫猥な部屋の空気に、響いていた。
―――――――
守さんクソビッチ時代。
この頃はまだ牛に対して一応敬意を持ってるっぽい。
しかし慣れるにつれて扱いが酷くなるwww
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