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時々R‐18w
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カタカタと。キーボードを指先が打つ無機質な音が響く。
無音の部屋に響くそれに、不意に溜息が混じり、キーボードの音が止む。
「お前ね、暇なんだったらシノギの手伝いでもしたらどうだい」
読んでいた文庫から顔を上げた仁吉は、うっとおしげに眉根を寄せる。
胡乱下に見上げられた佐助は、呆れたように自分の横にごろりと転がる相方を眼鏡越しに見下ろす。
「別にしなくても良いんならしない方が良いじゃないか。面倒臭い…」
そう言って再び文庫に視線を戻してしまう仁吉に、佐助は思わず、溜息を吐く。
けれどその性格は何より自分が良く知ってるものだから、諦めて再びパソコンの画面と向き合った。
ノンフレームの細身の眼鏡のレンズに、画面が白く反射する。
シノギの、長崎組が抱える表向きの会社から送られてきた簡単な仕事に目を通していく。
暇つぶし程度のそれは特に強制されているものでもない。
あくまでも、表向きの仕事だから。
そんな、仕事とも呼べぬようなものを、それでも律儀に片付けていく相方を、仁吉は文庫本越しに見上げる。
その、文庫の陰に隠れた口元が、不意に性の悪い笑みを浮かべた。
「佐助」
そっと背後に忍び寄り、呼びかけに振り返ったその顔から、掛けていた眼鏡を取り上げる。
「仁吉…?」
怪訝そうに見上げてくる目は、急に眼鏡を外したものだから、焦点が定まっておらず、どこか危うい。
シノギの仕事の時にしか掛け無いが、仁吉は何気にこの一瞬の表情が好きだった。
かたりと、折り畳んだ眼鏡をパソコンの脇に置くと、今だ訝しげに自分を見上げる佐助の唇に、そっと己のそれを重ねる。
「ん…」
一瞬、驚いたように目を見開いた佐助は、それでも、差し込んだ舌に応えてくれる。
さりげなく上着を脱がし、袖から落ちたそれがばさりと音を立てると、唇を離した佐助に、そっと押し返された。
「駄目だ」
「何で」
口では問いかけながら、仁吉はその細い指を佐助の臙脂色のネクタイに絡ませる。
微かな衣擦れの音をさせて解けたそれに、佐助がいよいよ気色ばむ。
「まだ仕事が…」
「どうせ暇つぶしだろう?だったらあたしと暇を潰したほうが良か無いかい?」
にやりと、口角を吊り上げながら言うと、佐助が諦めたようにため息を一つ吐いた。
それを合図に、とんっとその体を畳の上に押し倒す。
これだから畳は良いと、仁吉はひっそりと思う。
(洋室だったら体が痛くなるしねぇ)
そんなことを考えながら、佐助の黒いシャツに手を掛ける。
開けた、少し褐色を帯びた肌に、それは良く似合う。
仁吉はそっと、それとは対照的な細く白い指を、その肌に這わせていった―。
うは(・∀・)
佐助はメガネが似合うと思うの。
黒ブチの細四角いのと迷ったんだけどやくざだから(は?)ノンフレームにしますたww
ちなみに続きますwww
無音の部屋に響くそれに、不意に溜息が混じり、キーボードの音が止む。
「お前ね、暇なんだったらシノギの手伝いでもしたらどうだい」
読んでいた文庫から顔を上げた仁吉は、うっとおしげに眉根を寄せる。
胡乱下に見上げられた佐助は、呆れたように自分の横にごろりと転がる相方を眼鏡越しに見下ろす。
「別にしなくても良いんならしない方が良いじゃないか。面倒臭い…」
そう言って再び文庫に視線を戻してしまう仁吉に、佐助は思わず、溜息を吐く。
けれどその性格は何より自分が良く知ってるものだから、諦めて再びパソコンの画面と向き合った。
ノンフレームの細身の眼鏡のレンズに、画面が白く反射する。
シノギの、長崎組が抱える表向きの会社から送られてきた簡単な仕事に目を通していく。
暇つぶし程度のそれは特に強制されているものでもない。
あくまでも、表向きの仕事だから。
そんな、仕事とも呼べぬようなものを、それでも律儀に片付けていく相方を、仁吉は文庫本越しに見上げる。
その、文庫の陰に隠れた口元が、不意に性の悪い笑みを浮かべた。
「佐助」
そっと背後に忍び寄り、呼びかけに振り返ったその顔から、掛けていた眼鏡を取り上げる。
「仁吉…?」
怪訝そうに見上げてくる目は、急に眼鏡を外したものだから、焦点が定まっておらず、どこか危うい。
シノギの仕事の時にしか掛け無いが、仁吉は何気にこの一瞬の表情が好きだった。
かたりと、折り畳んだ眼鏡をパソコンの脇に置くと、今だ訝しげに自分を見上げる佐助の唇に、そっと己のそれを重ねる。
「ん…」
一瞬、驚いたように目を見開いた佐助は、それでも、差し込んだ舌に応えてくれる。
さりげなく上着を脱がし、袖から落ちたそれがばさりと音を立てると、唇を離した佐助に、そっと押し返された。
「駄目だ」
「何で」
口では問いかけながら、仁吉はその細い指を佐助の臙脂色のネクタイに絡ませる。
微かな衣擦れの音をさせて解けたそれに、佐助がいよいよ気色ばむ。
「まだ仕事が…」
「どうせ暇つぶしだろう?だったらあたしと暇を潰したほうが良か無いかい?」
にやりと、口角を吊り上げながら言うと、佐助が諦めたようにため息を一つ吐いた。
それを合図に、とんっとその体を畳の上に押し倒す。
これだから畳は良いと、仁吉はひっそりと思う。
(洋室だったら体が痛くなるしねぇ)
そんなことを考えながら、佐助の黒いシャツに手を掛ける。
開けた、少し褐色を帯びた肌に、それは良く似合う。
仁吉はそっと、それとは対照的な細く白い指を、その肌に這わせていった―。
うは(・∀・)
佐助はメガネが似合うと思うの。
黒ブチの細四角いのと迷ったんだけどやくざだから(は?)ノンフレームにしますたww
ちなみに続きますwww
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